こんにちは!株式会社JCSの【ロジラボセミナー】運営チームです。
運送市場の標準的な適正運賃と実態運賃との乖離は未だ大きいものがあり、特に長距離運行については顕著な乖離が存在します。特に物流会社としては2024年4月1日から運送業界の残業時間が年間960時間が上限となったことで、人件費の高騰がさらに経営を圧迫する状況となっています。
そこで今回はこの運送危機を勝ち残る物流会社を考察していきます。


特に長距離については、更なる人員確保が急務!!( 人件費コストの上昇 ⇒ 最低賃金上昇・残業代増加・採用コストの増加 等 )


↓↓ 適正運賃交渉の具体的なフロー ↓↓


最後に、交渉に向けての注意点
(1)運賃交渉には事前準備が必須➡交渉相手の業界調査、原価計算、わかりやすい資料作成
(2)資料は交渉要旨とその要因別に分けて作成➡相談要旨、コストアップの要因、業界事情、自社の経営状況、シミュレーション、自社の取り組み事項などを用意する
【相手方の荷主担当者が稟議を上申しやすい内容であることが、交渉成否のカギ】
(3)交渉時には複数の選択肢を用意➡燃料サーチャージ、附帯業務削減、荷待ち時間削減など、複数選択肢を用意して交渉時には2~3段階で交渉
単なるコストアップではなく、双方の将来に向けて発展性と生産性の向上を望める最適な提案ができるように準備をすることが大切です。
適正運賃交渉への対策にお困りの際は、ぜひJCSへご相談ください。